アラサーADHD主婦の雑記

アラサー主婦。ADHD(ADD寄り)持ち。現在夫の転勤で東南アジア暮らし。日々の出来事、考え事などを綴ります。

音声入力の素晴らしさ。

私は普段音声入力をフル活用している。

なぜ音声入力なのかと言うと、ADHD=頭の中がとっちらかっているせいで、文章を書くスピードが思考に追いつかなくてイライラしてくるためだ。

その点音声入力であれば、自分の考えている事を思うままに話すだけで勝手に文章を作ることができるし、Macbookならいちいち変換する必要もなく勝手にやってくれる。

これはADHDにとっては革命的な文章の入力方法だと言える。

 

最近は何でもかんでも音声入力している。

友人としゃべった後に友人が話していたことの備忘録や、思いついたこと、ブログのネタ、メールの文章など、日常の文章の7割位はすべて音声入力だ。

これはテクノロジーがもたらしたADHD(得てして飽きっぽくブログが続かない)への最大の恩恵といっても間違いない。

「行きつけ」を作ろう

私は今ある歯医者に1年以上通っているのだが、学んだことがある。

それは同じところに通い続けると言うことがADHDにとってどれだけ大事かと言うことだ。

ADHDはことごとく信用を失いやすいタチである。

 

もちろんそうじゃない人もいるであろうが、私は予約したことをすっかり忘れてすっぽかしたことがもう3回もある。更に、予約を変更するなら3日前までに連絡しなきゃいけないところを、前日に「具合が悪くなった」と言ってキャンセルしたことも2回ある(しかも本当に具合が悪くなったわけではなく、忘れていた用事を思い出したり、当日にめちゃくちゃ嫌なことがあって誰とも会いたくない気分になってしまったなど、クズすぎる理由である。)

 

そんな時に「このクソ客が」と思われながらも「でもまぁ仕方ねえ」と思ってもらえるには、行きつけにするしかないのである。

逆に言えばずっと通っていれば、自分が(数回を除けば)ほとんどはちゃんと通うことを相手はわかっているので、この人はたまにホカするけど、基本的に通い続けてくれていると言う評価を得られることになる。

信用を得るのは本当に難しい。

それはまるで、一つずつ石を積むようなものだ。

崩すのは簡単だし、ADHDの場合は何回も崩してしまうと思う。それでも同じところに通っていれば、また最初から一つずつ石を積めるのだ。

 

ADHDはどうしても、ミスを一度しただけで過去の責められた記憶や、怒られた記憶が蘇る。だから一度でも失敗すると何もかも嫌になって相手を避ける傾向にある。

だから、歯医者にしても病院にしても美容院にしても、いちど気まずい思いをすると行かなくなり、いろいろなところを転々としやすい。

そうすると、そのたび訪れる新しい場所では、気まずさはなくとも、結局相手も自分のことをよく知らないままだし、あちらからしても、特に歯医者のような複雑で長い治療が求められる場所では、初見の人に対する治療はどうしても雑になりがちだし、これから通ってくれるかもわからないのに懇切丁寧に施術する医者もいないであろう。

(今までいくつもの歯医者をジプシーしたが、そういう結論にたどり着いた)

 

つまり、自分が大事にしたいこと

(私の場合は歯であるが)

何か他のことでもいいけれども、誰かに技術をお願いし、良いサービスを受けたいような場合は、同じところにずっと通い続けた方が良いのである。

 

不器用なADHD民は特にそうしたほうがいい気がする。

家計簿はアプリ入力

我が家は今、家計簿をアプリでつけています。

それまでは主婦の私が家族全員の家計簿をつけようとしていたのですが、どんどん溜まっていくレシートの山…

 

当然一旦溜まりだしたレシートを一気に処理できるような力もなく、数ヶ月分の山になったレシートを捨てたことも何回もあります。

そして結婚5年目にして、やっとその問題が解決しました。

 

シェアルーと言う家計簿アプリなのですが(回しものではないです笑)

このアプリの便利なところは、使ったものをその都度入力できることと

なんといっても、夫婦なら夫婦お互いにそれぞれのアプリで入力できるところです。

つまり私は自分の使った分だけ入力すればよく、夫は夫で、自分が食べたランチ代やら支払ったもの、買ったものなどを勝手に入力してくれて

お互いのものを合算したデータが常に見れます。

 

これが非常に便利で、ADHDの私の場合は「1日の最後に」「こつこつと毎日」家計簿をつける作業が本当に死ぬほど苦手だったので、

この「買ったらその場で、アプリで入力」という作業が飽きっぽく忘れやすい私の性格にはものすごく合っていました。

このアプリを使う前は夫からレシートをもらってエクセルに入力していたのですが(今思うと無謀すぎた)

パソコンを立ち上げるまでも時間がかかるし、なんならエクセル立ち上がるまで待ってることすらめちゃくちゃめんどくさい。

でもアプリなら開いて1秒もせず起動します。

この速さもアプリならでは。

今では家計簿をつける煩わしさがすべて解決しました。家計簿で悩んでる方にはアプリをお勧めします。

歯を白く・髪を綺麗に。これさえすればいい

アラサーになって気づいたことがある。

 

歯と髪、めっちゃ大事。

むしろ、ここだけ綺麗にしてればどうとでもなると。

 

よく言われるのは歯、肌、髪、の"3H"だが

(ha,hair,hadaらしい)

幸い、肌質が良い家系に生まれたため、肌で悩んだことはない。

また、肌はその人の体質にかなり左右されてしまうが(お金をかけただけ良くなるわけでもない)、歯と髪は絶対にお金をかけた分を裏切らない。

 

ADHD女にとって1番の鬼門は美容だと個人的には思っている。

そして発達障害男性向けのライフハック本は割と出ているが(借金玉さんの本とか)

女向けのライフハック本はほぼ無い。

なのでADHD女の最低限の美容について説いている人はまだ見かけたことがない。

彼の本のレビューにも「女には参考にならない」という意見を見かける。

 

これは私も深く同意だ。

男性場合、何もしなくても男でいられるが、女性の場合は、何もしないと「女でもなく男でもない何か」になってしまう。

メイクしないでぼさぼさの部屋着姿で我が子と1日過ごしている日なんて、ふと鏡に映る自分に絶望感すら覚える。オッサンやん。

 

でも毎日化粧してスムージー飲んでヨガやって、、なんてキャパはADHD女は持ってない。日々の生活で精一杯だからだ。

 

匿名だから告白できるが、実は私は子供の頃から歯磨きが大の苦手だった。

感覚過敏のせいか、歯ブラシが口の中に入るのが異様に嫌いだった。

そのせいか、子供の頃から虫歯だらけ。治療を繰り返し、大人になって自立した頃には14本(半分)は神経が無く治療済みという悲惨な口腔状態に。

 

さすがにこうなると鬱に近い状態になる。

どんなに可愛い服をきまぐれで買っても、食事の時に「なんか噛みづらい」となって現実に引き戻されるからだ。歯は食べること=生きることに直結する。歯の健康なくして幸せな人生は手に入らない。

ちなみに前歯の色も黄色がかり、おまけに少し捻れた歯並びだったため、とにかく自分の笑顔に自信がなかった。

人前で笑う時はいつも笑顔を隠していた。

そして今年、ついに一念発起して、口の中の全ての銀歯をセラミックに、前歯6本にジルコニアのベニア4つ&セラミック2つを被せたのだ。

 

するとどうだろう。

笑顔がまるで芸能人のようになった。そして銀歯を気にせず大口を開けて笑える。

数十万の出費は痛いが、それ以上の幸せを運んできてくれた。

人前で気にせず笑える幸せ。

物が美味しく食べられる幸せ。

 

少し話が飛んでしまったが、歯がきれいになると、メイクした時にとんでもなく映えるのだ。

特に濃い色のリップや、グロスなどを塗った時。真っ白な歯がまるで宝石のように、その色をきらりと引き立たせる。

そして、口元に自信が持てることで、自然と笑顔が多くなるから表情も明るくなる。

つまり、歯が白くなるだけで、「小手先のメイクテクニック」がいらなくなるくらい垢抜けるのだ。この効果には本当に驚きだった。

 

そして髪である。ずっと黒なら関係ないが、茶髪にすると、少し根本の黒が見えるだけで途端に「疲れた、老けた、ヤンキー」な印象になる。この現象は結構不思議だが、でも実際にプリン状態の自分の写真などを客観的に見て気づいたことだ。

逆に、髪の毛さえきちんとしていれば、500円のTシャツにデニムでもそれなりに見える。

むしろ、先の白い歯の効果も相まって、500円が1万5000円くらいに見えてしまう。

 

なので、「身に付けているすべてが格上げされて見える」効果があるのは「歯と髪」だと断言できる。

身嗜みが面倒、自信がないというADHD女性の皆さんは、この二つだけプロの手を借りて念入りにケアしよう。

服や小物はGUとメルカリで十分である。

 

書いてて思い出したのだが、私の祖母も歯並びが良く虫歯がなく、いつも髪だけは染め、パーマを当て、綺麗にしていた。

そんな祖母が身につけるものはイミテーションがほとんどなのに、よく「本物の金?」と聞かれるそうだ。

やはり、女は歳を取っても「歯と髪」である。

 

 

人に興味がなく話を覚えられないからメモしまくったら解決した話

私は昔からなぜか人に興味がない。

こう書くと最低な人間っぽさが凄いのだが、でも本当にそうなんです。

その人のことが嫌いなわけではなく、むしろ好きなのに、その人の家族構成とか、その人の周辺事情とか、一回聞いただけじゃまず絶対に覚えられません。

 

私が「健常者すごい」と思うのは、私が以前話したことを数ヶ月後に会ったときにも覚えてること。「◯◯って言ってたけどあの件その後どうなのー?」みたいな。

え、そんなこと覚えててくれたの!?!?って感動するのだが、その後社会人になるにつれてどうやらそういう人が大半らしいことに気づく。

むしろ私のような、何回聞いても人の話を覚えていない奴の方が少数派(そして何回も聞くのでコイツは人の話を聞いてないなと軽蔑される)。

そんなこんなで苦節29年、30で前になってやっと気づいた。

 

「メモすればいい」と。

 

私は早速、最近知り合ったママ友との会話で得た相手の情報を事細かにiphoneのメモに書き込んだ。#友人 とタグをつけて。

その子の家族構成。誕生日。地元。旦那さんとの出会いエピソード。子供の好きなもの。子供の誕生日。

どれも全部、私にとっては一回聞いただけじゃ絶対忘れる情報だ。

それを、お茶した直後の帰り道に覚えてる限りの情報を必死で全部メモする。

手で打つのが大変なので、音声入力で覚えてることをとにかくしゃべって入れ込んだ。

 

そしてメモに残し、数ヶ月後に彼女に会うその日の前日、再度メモを読み込んで彼女の情報を予習した。

 

するとどうだろう。翌日の会話で、前回彼女から聞いたことを盛り込みつつ会話をすると、反応が素晴らしくいい。相手のノリが全然違うのだ。

何でこんな簡単なことを今までサボってきたんだろう、、と後悔するレベルで喜んでもらえる。

 

恐らく、一般の人はこんなことしてない。いちいち友人のことをメモなんてしなくても覚えているからだ。

でも、少なくとも私のようなADHD民には効果覿面だと思ったこのライフハック

 

まだ試してない人はぜひどうだろう。