アラサーADHD主婦の雑記

アラサー主婦。ADHD(ADD寄り)持ち。現在夫の転勤で東南アジア暮らし。日々の出来事、考え事などを綴ります。

歯を白く・髪を綺麗に。これさえすればいい

アラサーになって気づいたことがある。

 

歯と髪、めっちゃ大事。

むしろ、ここだけ綺麗にしてればどうとでもなると。

 

よく言われるのは歯、肌、髪、の"3H"だが

(ha,hair,hadaらしい)

幸い、肌質が良い家系に生まれたため、肌で悩んだことはない。

また、肌はその人の体質にかなり左右されてしまうが(お金をかけただけ良くなるわけでもない)、歯と髪は絶対にお金をかけた分を裏切らない。

 

ADHD女にとって1番の鬼門は美容だと個人的には思っている。

そして発達障害男性向けのライフハック本は割と出ているが(借金玉さんの本とか)

女向けのライフハック本はほぼ無い。

なのでADHD女の最低限の美容について説いている人はまだ見かけたことがない。

彼の本のレビューにも「女には参考にならない」という意見を見かける。

 

これは私も深く同意だ。

男性場合、何もしなくても男でいられるが、女性の場合は、何もしないと「女でもなく男でもない何か」になってしまう。

メイクしないでぼさぼさの部屋着姿で我が子と1日過ごしている日なんて、ふと鏡に映る自分に絶望感すら覚える。オッサンやん。

 

でも毎日化粧してスムージー飲んでヨガやって、、なんてキャパはADHD女は持ってない。日々の生活で精一杯だからだ。

 

匿名だから告白できるが、実は私は子供の頃から歯磨きが大の苦手だった。

感覚過敏のせいか、歯ブラシが口の中に入るのが異様に嫌いだった。

そのせいか、子供の頃から虫歯だらけ。治療を繰り返し、大人になって自立した頃には14本(半分)は神経が無く治療済みという悲惨な口腔状態に。

 

さすがにこうなると鬱に近い状態になる。

どんなに可愛い服をきまぐれで買っても、食事の時に「なんか噛みづらい」となって現実に引き戻されるからだ。歯は食べること=生きることに直結する。歯の健康なくして幸せな人生は手に入らない。

ちなみに前歯の色も黄色がかり、おまけに少し捻れた歯並びだったため、とにかく自分の笑顔に自信がなかった。

人前で笑う時はいつも笑顔を隠していた。

そして今年、ついに一念発起して、口の中の全ての銀歯をセラミックに、前歯6本にジルコニアのベニア4つ&セラミック2つを被せたのだ。

 

するとどうだろう。

笑顔がまるで芸能人のようになった。そして銀歯を気にせず大口を開けて笑える。

数十万の出費は痛いが、それ以上の幸せを運んできてくれた。

人前で気にせず笑える幸せ。

物が美味しく食べられる幸せ。

 

少し話が飛んでしまったが、歯がきれいになると、メイクした時にとんでもなく映えるのだ。

特に濃い色のリップや、グロスなどを塗った時。真っ白な歯がまるで宝石のように、その色をきらりと引き立たせる。

そして、口元に自信が持てることで、自然と笑顔が多くなるから表情も明るくなる。

つまり、歯が白くなるだけで、「小手先のメイクテクニック」がいらなくなるくらい垢抜けるのだ。この効果には本当に驚きだった。

 

そして髪である。ずっと黒なら関係ないが、茶髪にすると、少し根本の黒が見えるだけで途端に「疲れた、老けた、ヤンキー」な印象になる。この現象は結構不思議だが、でも実際にプリン状態の自分の写真などを客観的に見て気づいたことだ。

逆に、髪の毛さえきちんとしていれば、500円のTシャツにデニムでもそれなりに見える。

むしろ、先の白い歯の効果も相まって、500円が1万5000円くらいに見えてしまう。

 

なので、「身に付けているすべてが格上げされて見える」効果があるのは「歯と髪」だと断言できる。

身嗜みが面倒、自信がないというADHD女性の皆さんは、この二つだけプロの手を借りて念入りにケアしよう。

服や小物はGUとメルカリで十分である。

 

書いてて思い出したのだが、私の祖母も歯並びが良く虫歯がなく、いつも髪だけは染め、パーマを当て、綺麗にしていた。

そんな祖母が身につけるものはイミテーションがほとんどなのに、よく「本物の金?」と聞かれるそうだ。

やはり、女は歳を取っても「歯と髪」である。